TBI②
プラークコントロールは機械的コントロールと化学的コントロールが存在します。
これはどちらも重要ですが、とりわけ患者が行う機械的プラークコントロールが主役になってきます。
TBIを行うにあたって、問診や口腔内診査を正しく、適切に行う事が重要です。
患者からの主訴や現在に至るまでの病歴、性格や治療に対する期待感などを十分に聞き取れなければ以後の指導方針を策定する事は不可能です。
また、「過去にTBI指導を受けたことがあるかどうか」も聞き取りができれば尚良いです。
そして、このときの考え方として、「患者の申告は真理ではない」という事を肝に銘じておく必要があります。
患者は歯科医療のプロではありません。
思い込みや間違った知識で応答をしてくる可能性をしっかりと視野に入れ、自分自身の経験や知識を元に現状を判断する材料の1つとして捉えることが正しい問診の運び方です。
更に言うならば、基本的に歯科医療に対しての興味はないに等しいと理解しておいたほうが無難です。
日常の歯磨き習慣を確認するのはセオリーですが、その際には現在使用中の歯ブラシの種類、歯間プランの種類などを聞きますね。
しかし、多くのケースで「分からない」と言われてしまう事が多いのではないでしょうか。
自分の歯ブラシの種類をはっきり覚えておらず、こちらで特定させるために特徴をヒアリングしても覚えていない事が殆どですから、歯ブラシを持参させる。などの先読みした行動が必要になるでしょう。
→続く
