TBI③
歯ブラシの使用期間や好みは問答の中で明確にならなくてもある程度は読み取ることができると思います。
そして、ここから特に重要ですが、患者の職業や家族構成、それと生活習慣については特に理解する事を意識しなければなりません。
性格や価値観が違えば、同じアプローチでも異なった結果が出てきてしまいます。
事実だけを述べれば、アプトローチの仕方は都度変わるという事です。
どれほど原因を的確に突き、患者へ改善指導を行っても、その患者自身のセルフコントロールが実施されない限り、プラークコントロールは成り立ちません。
TBIの失敗したケースは殆どが患者の行動に繋げることが出来ていないから起こっているのです。
行動学に基づいた視点で、「この患者はどうしたら日常生活の中に歯磨きを適切に実施させることができるのか?」という事を真剣に考える必要があります。
中にはくだらないと感じる要因もあると思います。仕事が忙しくて歯を磨く時間へ意識を向けられない、であったり面倒と考えていたり、朝はギリギリに起きるから時間がない。など理由は様々です。
どのような理由があっても歯磨きへのプライオリティを上げることで実施させる事ができます。
仕事が忙しい人には、歯磨きを怠る事で結果的に歯科医院へ通う羽目になり、仕事の時間を圧迫する、面倒と考えている人へは自分でできない場合の代替案により面倒なことを提案したりと何かしらの方法はあるはずなのです。
こういった目的的な考え方でTBIに取り組み事で確実な成功を収めることができるのです。
